Q1 思い出に残っている案件を教えてください。

2010年に突然、海外モーターショーのマーケティング調査と提案を担当することになりました。それまで海外モーターショーの仕事といえばパンフレットの制作が中心で、実地に行った経験もなく、語学力もないため「自分にできるのだろうか」と不安でした。それでも「大事なのはマーケティング的に考える力であって英語ではない」というお話をいただき、不慣れながら海外ショーを転戦しました。

海外モーターショーで最新テクノロジーを駆使した展示物を楽しそうに操作する子どもたち

さらにその後、「モーターショーに展示する面白いものを提案してほしい」という話が舞い込みました。これも未経験の領域でしたが、最新テクノロジーを駆使した展示物を制作することに。工期の遅れや故障などの困難も多くありましたが、会場を訪れたお客様、特に子どもたちが楽しそうに操作する姿を目にしたときには、「やってよかった」と心から思いました。

Q2 若手時代で思い出に残っている作品・エピソードは?

軽自動車プレオの本カタログ

入社2年目で任された、軽自動車プレオの本カタログです。「これまでにないオシャレなカタログ」を目指し、ストーリーパートと解説パートに分けた構成とし、ストーリーパートはパリで撮影するという贅沢なカタログを企画しました。ご担当者様にも喜んでいただけたものの、解説パートについて「なんか物足りない」という入稿直前での指摘を受け、その日のうちに見出しを全て考え直すことに。予想外の事態でしたが、頭をフル回転させて内容を練り直し、結果的に喜ばれるものに仕上げることができました。クリエイターとしての自信もついたという意味で、現在でも印象深い案件です。

Q3 フェロールームらしさとは?

高橋 正之

コピーライターとして入社してカタログをやっていた自分がWebをやり動画をやり、海外のモーターショーをやり、中国部門の立ち上げに参加し、とその時々の状況に合わせフィールドを自由に移動できたことがフェロールームらしさかと思います。
自分の意思でフレキシブルに行動できる社内の雰囲気はもちろんのこと、未知のジャンルであっても挑戦させていただけるクライアントご担当者様の懐の深さ、および弊社とクライアントの長きにわたる信頼関係があればこそできたことではないかと思っています。

高橋 正之

高橋 正之/制作一部 執行役員兼部長 1975年生まれ、東京都出身。1999年フェロールーム株式会社に新卒入社。主に商品カタログのコピーライティングを担当していたが、2000年代後半からはWebや動画、海外・中国市場向けといった新規ジャンルの立ち上げに参画。2022年より現職。