Q1 カートピアでの思い出について教えてください。

カートピア、特集記事「SVXの提案」(1991.10/232号)

カートピアの編集長を引き継いだのは1991年7月号からです。当時スタッフが少なかったこともあり、カタログチームのコピーライターが企画・取材・記事執筆に参加してくれました。コピーライターのタイトルのつけ方、記事の書き方など編集者と視点が違い、空想の世界で文章を組み立てる面白さがあり、よい刺激をもらいました。その一つが巻頭エッセイ「On The Road Story」(1991.3~12/225号~234号)、特集記事では「SVXの提案」(1991.10/232号)です。

Q2 若手時代で思い出に残っている作品・エピソードは?

カートピア、1981年6月号 イベントレポート「キャンピング&RVショウ」

初めての取材が1981年6月号に掲載したイベントレポート「キャンピング&RVショウ」でした。取材自体は気が利かず何もできなかった自分がいただけでしたが、その頃、仕事が終わるとスタッフでダートを走りに行っていました。最初は「えーっ?ダートぉ?!」と驚きましたが、あっという間にSUBARUの走りのとりこになりました。

Q3 フェロールームらしさとは?

宮地 説子

カートピアって何?ということを、入社当時からずっと先輩の方々が熱く語っていました。クルマ文化の発展を担う情報誌だと聞いて、「文化の一端を担っているからには、ふさわしい企画や記事を提出しないと」と気持ちが引き締まった覚えがあります。コンセプトや具体的な企画のあり方、取材の仕方について、誰もが時間をかけて話し合う日常がありました。チーム全員で目指す先を共有していたように思います。

宮地 説子

宮地 説子/コーポレート管理部 部長 1954年生まれ。東京都出身。1981年フェロールーム株式会社に中途入社。カートピアの編集に13年携わり、1994年から経理を担当、現在に至る。